3月
30
皆さん、鰯と聞いて何を思いつきますか?
まず「ちりめん(しらす)」と思いつく方は少ないでしょうね。(^m^ )
日本では、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの鰯が
近海で水揚げさています。
マイワシは、別名「ナナツボシ」とも呼ばれ、成魚の体面に
黒い斑点があります。刺身や鮨などで食べるのはマイワシ
が多いですね。
ウルメイワシは、目が潤んでいるように見えるからウルメと
名前が付いています。3種類の鰯の中で成長すると一番大
きくなります。こちらは干物などで食べることが多いですね。
カタクチイワシは、タレクチとも呼ばれ、「口が頭の片側に
寄っている(下の方に)」ことから名前が付いています。体長
が一番小さく、煮干し(いりこ)で見かけますね。
ちりめん(しらす)は、鰯の稚魚になりますが、宮崎沖で水
揚げされる「ちりめん」は、カタクチイワシとウルメイワシになり
ます。
例年、春先にウルメイワシの水揚げから始まりますが、ウルメ
イワシは、口先が尖っていて体色が黄色目かかっているのが
特徴です。
「ちりめん」としては、色目などが良いカタクチイワシの方がいい
ですが、春を告げるウルメも美味しいですよ。(^-^)/